こんにちは。ミニマリストkokoです。
突然ですが
「今すぐ、あなたのお部屋やカバンの中身を見せてください。」と言われて、
その場ですぐにどーぞどーぞ!と答えられますか?
元々は私も、お部屋行っていい?と言われれば「マジムリ!」と答えて
カバン見せてと言われれば「人のカバン見るなんて非常識」って思っていました。
果たしてそれは本当に相手が非常識なのか?
INDEX
●片付けられない自分への疑問
「カバンを見られたくない」のは「ぐちゃぐちゃで汚いバッグを持ってる女」と思われるのがイヤというプライドであり
そう思われたくないからこそ見られたくないのです。
私だけじゃなくてみんなありますよね。
それまで片付けないけどやる時は一気にやるタイプ!と自負していた私は
その言葉と引き換えに「片付けたくない自分」を心のどこかに収納しつつ「汚いこと」へのコンプレックスがありました。
そんなある日「片付けたくない」「面倒くさい」と感じてしまう自分は「本当の意味での片付け方を知らない」んじゃないか?と疑問を持つようになったんです。
その頃は「ミニマリスト」という言葉すら知らなかった私が、これまで参考にした本を5冊ご紹介します!
●簡単に暮らせ/ちゃくま
「ミニマムライフで決断が早くなるんだよ」から始まり、家事や時間、人間関係をシンプル化するノウハウが詰め込まれています。
何故スムーズにものごとが進まないのか?
毎日やることが盛りだくさんで本当に大変で忙しい!どうしたらいいか?
当時、初心者のわたしにとってはとても分かりやすく書かれていて
スッキリ暮らすためにまずは捨てるべきものはどれか?
モノを減らしたいのに、買いたいと困ったらどうするか?
キッチンの減らすべきものはどんなものか?
こういったことを教えてくれます。
「来客時はとりあえず扉の中にモノをしまってる」「バッグは絶対中身が見えない大きいやつ!」タイプの方にお勧めです。
特に印象的だったのは(詳細はあまり言えないけど)「実は私たち、学校でモノの管理や片付けをしっかり習ってるよ」というところ。
確かに!!!
掃除道具はここ、自分たちのランドセルはここ、掃除は毎日何時から始める。今日は誰がここの掃除。明日は~と全てにおいて役割分担がきまってますよね。
そして今日おすすめする本の中で唯一、大切なところに「黄色い線(マーク)」が引かれた状態で印刷されているのでポイントをより的確に押さえることができます。
●部屋も心も軽くなる「小さく暮らす知恵」/沖 幸子
「闇雲にモノがゼロに近ければ近いほどミニマリストだ!」という認識を一蹴してくれる本です。
沖さんといえば、企業論の大学客員教授、生活経済評論家、家事サポートサービスの代表も務める超ヤリ手!!
国内外問わず何度も引越しを経験し、そのたびにトランク1つに収まっていたモノが気づけば増えている現実に困惑の繰り返しだったそう。
ミニマリストを知った直後くらいは、「ミニマム=ゼロ」っていう意識になってしまう方が多い傾向がありますが(私もそうだった)
そうじゃないんだよ!ってところを改めて釘さしてくださっています。
モノが多いことで起こるたくさんの弊害についても書かれていて、中には離婚問題にも発展していく可能性だってある!?・・(怖
その他でも
無理なくモノを減らせる方法は?
モノに振り回されない生活習慣とは?
貯金はどうしてる?
完璧を望まない心のありかたは?
など、メンタル的なゆとりを持つ方法も解決してくれました!
さすがは生活経済評論家とだけあって、説得力恐るべし。
片付けはもちろんお金の管理も苦手。体調が優れない。心の元気が低下中・・って方にお勧め!
●トランクひとつのモノで暮らす/エリサ
ミニマリストで知らない人はいないんじゃないか?というエリサさんの本。同じ札幌在住なんて光栄すぎます!
実際に着てる洋服はどんなの?
残した食器の種類と数はいくつ?
使用してる化粧品は?
ストックはどうしてる?
などミニマリストの具体例を知ることができます。
そしてミニマリストの先に見えてくる価値を感じられることや、チャンスを逃さなくなることについての解説も。
ある程度物は減らせたけどもう少し減らしたい。。これからどうしたらいいか?捨てたいのに手が止まってしまい悩んでる方にお勧め!
●ぼくたちにもうモノは必要ない。/佐々木典士
究極のミニマリスト佐々木典士さん!
Googleで「ミニマリスト」と検索すればまず出てくるのがこの方のお部屋です。
初めて見た時は賃貸サイトの画像だと思ってた!(実話)
マキシマリスト時代のご自身を「容量が多すぎて読み込みが遅いパソコン」だから容量を減らしてサクサク使えるようにしなければいけない。と語っています
捨てる方法を55個提案してくれていて、自分の意識的も含めて読みながらサクサク手放しできる1冊になっています。
まじで共感ポイント多し!!!
●より少ない生き方 ものを手放して豊かになる/ジョシュア・ベッカー
わたしが人生で初めて「この本は一生捨てない。」と思え、これまでに30回くらい読み返してもまだ読みたい!と思っている1冊ですね。
著者は、ガレージのモノを「整理整頓しなければいけない」からと目の前でつまらなそうにしている息子さんと一緒に遊べない自分へ
近所の方が言った「こんなにものはいらない」という言葉に衝撃を受けてミニマリストになったと語っています。
日本では「仕事が優先!」「ママは仕事だから仕方がないの!」「パパは忙しいから遊べないの!」が正当化されていて子供は寂しい思いを我慢するしかない。っていうのが一般的。
著者も、ミニマリストに目覚めるまでは同じ志向のもとで生活していたんだと受け取れます。
「ガレージの片付けしなきゃいけないから遊べない」
ミニマリストに目覚めた著者は根気よく家族を説得して上手く立ち回り「家ごとミニマル化」に成功。
私はスッキリさせたいけど、旦那はNGで・・
子供がいるから・・モノが減らせない
親がマキシマリスト(最大限)で・・言っても捨ててくれない
ペットがいるから・・これ以上は減らせない!
という方は、是非一読を。
1人暮らしの方でももちろん参考になりますが、2人以上で暮らしている方はもっと参考になります。
家族といる時間をかなり大切にしていて、どうしたらみんなで豊かにくらせるか?
その答えを教えてくれます。
●最後に
◇私たちは片付けかたを知らないだけなのか?
部屋が片付かない、どこも片付かないというのは、
これまでの本を読んだ結果、わたしたちは
自分が片付けられないのではなく、片付けられる許容範囲を超えていると考えます。
モノが減ると片付ける絶対数が減る。
絶対数が減ると、片付け時間が減る。
時間が減ると、なにか違う大好きなことができる。
※ゲームでも、読書でもなんでも
従って、「片付け方法」を知らないだけだった!
片付けられる量まで減らしましょう。
◇バッグの中身を見たい相手は非常識なのか?
バッグの中身についてもモノが減ったことで、セキュリティを考えないのであれば、チャックあけたまま歩いてても平気です。
中身を見たいという相手が悪いのではなく、見られてこまる状態にある自分が悪かった。
それまでの皆さま、ごめんなさい!!!
だって、わたし人のバッグみたいもん。(おい)
私はこれらの本を読んで、お部屋やバッグの中身など身の回りのあらゆる空間が劇的に変化しました。
必ずミニマリストにならなければいけない!ということではなく、さらっと知るだけでもお片付けの参考になります。
ここでいう「片付け方」というのはいわゆる収納とか洋服のコンパクトな畳み方~とか
そういうところではありません。もっと根本的なところです。
ミニマリストは「なんでもかんでも捨てて、モノを買わない人」というイメージが強いですが
それは全くの誤解です。
理科の実験ならぬ、生活の実験が毎日できる!
片付けが少なくなる知恵とコツがびっしり詰まっています。
定期的に読書は、ストレス社会で疲れたメンタルや体を癒しますのでぜひ。
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※栄養学について書いている記事は、医療を否定するものではありません。
学んだことを、私自身に試した結果、個人的な体感を記すものです。
真似をされる場合は医師の判断を得たうえで、自己責任でお願いいたします。